世界エイズデー街頭キャンペーン


 12月1日は世界エイズデー。

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)によると、世界のエイズウイルス(HIV)感染者数は約4000万人にせまり、アフリカに多いですが、近年は特にアジアでの増加が著しいです。

 UNAIDSと世界保健機関(WHO)が発表した2006年エイズ報告書によるとインドでの感染者は推定約570万人。中国での感染者は約65万人とされていますが、情報公開に問題があり正確な数字ではないと言われています。インドでは売春婦から男性、更にそのパートナーの女性へと拡がっており、中国でも麻薬常用者から一般市民へと拡大しています。

 このように売春婦や、麻薬常用者などのハイリスク集団から一般庶民へと感染が広がると封じ込めは不可能と云われています。UNAIDS担当者は中国やインドでの感染拡大が新たな段階に入っていると指摘しており、両国で合計24億人超の人口を抱えるだけに世界への影響は測り知れません。近年グローバル化により、両国との人的交流が盛んな日本への影響も懸念されます。

 さて日本の現状は報告実数こそ少ないものの、欧米とは逆にここ2年連続で年間1000人超という過去最悪のペースで増加を続けており、2005年は感染者、患者合計1199人。感染者の爆発的増加に繋がりかねない状況だといわれています。多剤併用療法が開発され、早期服用により発症が抑えられるようになっているにもかかわらず、発生が減少に転じている欧米と異なり、診断時にはすでにエイズを発症している人が約3割を占めています。

 又、最近5年間の新規患者の約35%が20代以下で、30代が約40%、性交渉による感染が殆どを占め、又性交渉の低年齢化も目立っています。エイズや性行為感染症(STD)に関するメッセージが若者に充分に届いていないといわれています。

 今回のキャンペーン活動でもエイズの拡がりを少しでも抑えればと思い、JR松江駅前において、若者を中心に啓蒙活動を行いました。