2007年韓国青年「松江・日本文化講座」ホームステイ受入報告

 7月20日(金)から22日(日)の2泊3日、ホームステイの受け入れを行いました。

我が家に滞在したのは、韓国ソウル市の大学に通う19歳の女子大生パク・イェスンさん。

 彼女は独学で日本語の勉強をはじめ、高校時代に日本語の授業を選択、大学受験も日本語を選び、今は日本学(日本の歴史などを勉強するコースです)を専攻しているとのことでした。

ですから、日本語がとてもお上手。聞けば、お母様も昔、日本語を勉強していらっしゃったとのことです。

 そのせいあって、お互いの国の受験事情や生活習慣、人気の店や流行っている娯楽など、生活情報の交換もでき、とても充実した数日間になりました。

ただ、彼女は、苦笑してしまう情報も得ていました。日本を代表するおいしい食べ物は「牛丼」と「メロンパン」だと聞いた、というのです。

そこでメロンパンを一緒に買いに行き食したところ、「おいしい〜」を連発。お土産に最低でも10個は買って帰ると意気込んでいました。

 ホームステイ中、ほかに彼女が体験した内容は、幼稚園の送り迎えと幼稚園の見学。

3歳の息子の通う幼稚園のはからいにより、特別に教室内に入れていただき、園児たちと質問タイム、それからたくさんの絵画や作品を紹介していただいたり歓迎の歌を歌ってもらうなどしました。

園児も彼女も皆が大はしゃぎ。子供たちと幾度も握手をして、なかなか帰れなかったりと、本当に楽しそうでした。

 また、その日がちょうど島根自動車工学専門大学校の学園祭だったため、そちらにも遊びに行きました。
ライブで盛り上がったり、技能コンクールに驚いたり、「やきそば」「たこやき」に感動したりで、「松江は何をしても楽しいところですね」と、嬉しいことを言ってくれました。

 日本に対して理解を示し、積極的に交流しようとしている韓国の女子大生と彼女のご家族。そして、家へ来てくれたことを誰よりも喜んでいた、幼稚園に通う3歳の息子。彼らを見ていると、かつて“近くて遠い国”だと言われた韓国が、“近くて近い国”になっていくことを実感させられました。

 この数日間が、我が家にとって貴重な経験となったことは、いうまでもありません。

 彼女と再び会うことを約束し別れた翌朝、寝ぼけ眼で息子が聞いてきました。「おねえちゃん、まだいるでしょ?」彼に国境はありません。